ディズニー
ミッキーマウスを初めとする数々の愛らしいキャラクターと、大人も子供も楽しめる親しみやすい物語のアニメーションや実写映画を数多く製作して世界的な人気を誇る映画スタジオ。
スタジオの生みの親ウォルト・ディズニーと後に彼の片腕となるアブ・アイワークスと共にアニメーション製作会社を設立してハリウッドに進出。23年にウォルトの兄ロイ・ディズニーが共同経営者となってスタジオの母体を確立する。
『兎のオズワルド』シリーズでスタジオは軌道に乗り、28年の『蒸気船ウィリー』で初めて登場したネズミのミッキーマウスが好評を博す。
その後ウォルトは音と映像のシンクロや、テクニカラーの採用などアニメーションの革新に積極的に挑み、37年には初のオールカラーの長編アニメーション『白雪姫』を製作。映画はその年最大のヒットを記録して、トップ・アニメーション・スタジオとしてハリウッドに君臨する。
その後もクラシック音楽とアニメーションを融合させた『ファンタジア』や実写とアニメーションの合成が見事なミュージカル映画『メリーポピンズ』を製作して高い評価を得る。